検査技師の資格を取得するも、病院で働くのか臨床検査センターで勤務するのか、どちらを選ぶのかは大きな決断だと思います。それぞれにメリットとデメリットが存在するからです。一方でメリットとしてあげられる点は片方ではデメリットな部分として存在します。自分自身が仕事をしていくうえで、何を優先させるのかということを明確にして決めることがとても重要だと思います。人が働くのは生きていくために必要なお金を稼ぐためでもあります。仕事内容が充実していてやりがいがあれば少々給料が安くてもいいと思える人ももちろん存在します。逆に、残業して少しでも月収を上げようと思う人もいます。こういった金銭的な面を考えると、臨床検査センターでの勤務の方が、多少は給料面で期待できるようです。基本的にはどれほどに大差はないようなのですが、病院に比べると臨床検査センターでの勤務の方が残業があるケースが多いからです。また、夜勤での勤務も増える傾向にあります。働いた分はしっかりと還元されるというわけです。病院になると、残業的なものが極端に少ないために、決まった額以外での収入は見込めないということになります。ここで、夜勤や残業を嫌だと感じない人であれば、給与面のことだけを考えて臨床検査センターに迷うことなく飛び込むことができます。しかし、稼ぎたいけど夜勤や残業はあまりしたくないと感じているなら、どちらで働くのかということはしっかりと考えなくてはいけません。希望条件に当てはまらない場合は、どこかで妥協しなくてはいけないのです。